アメリカの三代ブランドと言えば、リーバイス・ラングラー・LEE(リー)!
LEEのデニムのデザインは、どこか可愛げがあり柔らかい印象もあります。
この記事では、LEEのおすすめのデニムや種類・魅力についてまとめていきます。
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LEE(リー)の魅力を解説!
1950年代のハリウッドスター、ジェームスディーンが映画「理由なき反抗」で着用したことで爆発的な人気を誇ったデニムがLEE(リー)でした。
食品の卸商社として、ヘンリー・デイビッド・リーがH.D.Lee.マーカンスタイル・カンパニーを設立したのが始まりです。後に、雑貨やワークウェアとしてダンガリーズやオーバーオールを販売していました。
アメリカ・カンザス州は開拓地であったことから、ワークウェアの売り上げが非常に高かったのですが、生産者からの納品遅れがあったことから自社生産を始めるようになりました。
1913年に生産したユニオン・オール(つなぎ)は、当時のアメリカ陸軍ユニフォームとなるなど高い機能性を重視しています。
1925年にはコーンミルズ社製の新素材「ジェルトデニム」を採用した、耐久性・強度に優れたデニムを販売。翌年には世界初にジッパーフライのジーンズを生産するなど、探究心の強さがデニムに感じられます。
また、デニムに環境を考えたオーガニックコットンを採用し、環境を考えたモノ作りを推進するなど地球の未来を考えている事も世界中の人々の心をとらえるのでしょう。
LEE(リー)のおすすめデニムは定番の101!
LEEの大定番モデルと言えば、このアメリカンライダースの101。
太すぎず細すぎずのレギュラーストレート。体型を選ばずに履き込んでいけます。
オンスは14.4オンと骨太デニムになります。
LEE(リー)のデニムを履き込なしていきたい!という初心者は、まず定番の101から楽しんでいきましょう!
ヴィンテージ好きには各年代を意識したLEEアーカイブスもおすすめ。101の種類を徹底解説!
2021年1月現在、各年代の101がLEEアーカイブスとして復刻しています。
ヴィンテージ好きなら、この101シリーズも考えて見るのもあり!
1952y 101Z Lee RIDERS
機能性だけにとどまらず、デニムの美しさや伝統を感じる1本です。
乗馬に適したデザインと履き心地、各所に散りばめられた機能性の数々は今も多くのデニムファンをうならせます。
ボタンフライからジッパーフライに。デニムの加工の進歩とジッパーの発明、この2つがLEE(リー)のデニムを世界に羽ばたかせました。
ジェームスディーンが愛用した「101」の1952年モデルを忠実に再現しています。
1945y 101B Lee RIDERS
COWBOYの刻印入りトップボタンを使うなど、COWBOY時代のディテールを持ちながらも進化を感じると共にレトロなボタンフライで度肝を抜かれます。
急激な変化を感じるモデルではありませんが、ステッチカラーがイエローからオレンジになっていたり、パーツは初期モデルを流用しているのが大きな特徴でしょう。
1948y 101B Lee RIDERS
1948年当時のモデルを再現、ステッチ糸の素材はもちろん綿、1本1本手縫いによる縫製だった当時のズレまでも完璧に再現しています。
ステッチはすべてイエローに統一された。品番の末尾にBが付くことから分かるとおりフロントはボタンフライで、ボタンにはすべてRIDERSの刻印が入る。
Lee 101B 1944 model
1944年には「101」を「Lee RIDERS」に改名。バックルバックの廃止やバックポケットステッチが「レイジーS」になるなど革新的なモデルへと変化しています。
また、LEE(リー)の代名詞となった左綾デニムを採用し「街着」として動きやすさや履きやすさを強く打ち出しました。
デニムがワークウェアだけでなく、都会的なファッションとして一般的に着用されるようになった先駆けモデルとして注目のデザインです。
ARCHIVES 1954MODEL RIDERS 101-B
Leeの代表作とも言えるスタンダード101シリーズのなかでも、ワークウェアであった頃のジーンズの無骨な雰囲気が感じられる1本です。
ヒップからモモにはややゆとりがありますが、股上深めで絶妙なシルエットのストレートデニムパンツ。センター黒タグ、グリッパーのピンロックにジッパーフライ、バックポケットに紙製のフラッシャーまでを忠実に再現しました。
101以外のLEEのデニムの種類紹介!
もちろん、LEEのデニムには101以外にも豊富な種類があります。
モデル | シルエット | シリーズ |
203 | テーパードフィット | アメリカンライダース |
205 | スリムストレート | アメリカンライダース |
102 | ブーツカット | アメリカンライダース |
200 | フルカット(ゆったりストレート) | アメリカンスタンダート |
201 | レギュラー | アメリカンスタンダート |
AMERICAN RIDERS 203 テーパード
203は膝から裾にかけて細くなっていくテーパードシルエット!
足元を上品にまとめて履き込みたいという方におすすめのモデルです!
30インチからはベルトループも5本から7本にする事でウエストのホールド感がアップ。
このデニムもオンス(生地の厚さ)は14.4オンス!オールシーズン対応できるオンスになります。
AMERICAN RIDERS 205 タイトストレート
205は細身に履き込なしたい方におすすめのモデル。もっとも細くスタイリッシュなシルエットになります。
股上がやや浅く、膝、裾にかけてまっすぐ伸びたタイトストレート!
足のラインをキレイにみせてくれます。
このモデルは、アメリカ東部の洗練されたファッション市場に向けて、1970年代に誕生したモデルになります。
AMERICAN STANDARD 102 ブーツカットジーンズ
股上を深めに設計して、膝から裾に向けて滑らかな曲線を描くブーツカットモデル!
70年代のカウボーイブーツをリファインしたモデルで、脚長効果も期待できるモデルです。
200
101と並ぶ定番モデルと言えるのが、この200。
股上も深め、腰回りもゆったりとしているので、ストレスを感じることなくリラックスして履けるのが特徴的です。
安心して履ける王道の太めのストレートモデル。
201
200との違いは、太ももから裾に向けてテーパードがかかっていること。
足元をスッキリと見せることができて、脚長効果を演出してくれます。
股上は深く設計されているので、こちらもストレスを感じることなくリラックスして履き込めるでしょう。
LEE(リー)の色落ちは?
LEEの最大の特徴と言ってよいのが、左綾織りで作られていること!(右綾織りのもあります)
デニムには左綾織りと右綾織りがあり、一般的なデニムは右綾織りで作られています。
左綾織りのデニムの特徴とは・・
- 生地のザラつきが少ない
- ヒゲやハチノスが付きにくい代わりにキレイな縦落ちがする
- 独特の緑ががった色落ちをすると言われている
LEEのデニムの口コミや評判!
LEEのデニムの口コミや評判について、楽天市場のレビューを集めてまとめました!
今回は定番モデルの101と201のレビューを中心に紹介していきます!
101の口コミや評判
出典元|楽天市場 JEANS-SANSHIN
201の口コミや評判
出典元|楽天市場 JEANS-SANSHIN